• 12月18日

    朝方、カフェの窓から朝日差し込む中で、仮設壁にいろんな想いをぶちまけた、あっという間の1時間。
    全力使い果たし、ふらふらになって宿へ帰る。

    お昼過ぎ起床。そしてgrafへ。
    カフェに入ると、仮設壁が目の前にある。

    夕方、東京から佐藤さんがやって来る。
    佐藤さん曰く、「小山さんのとこで新たな展開の予兆を示しつつも、やっぱりここへ戻ってきたのか~」
    そうかもしれない・・・というか、そうなのだ。
    豊島くんやgrafのみんなと顔を付き合わせながら展覧会を作っていくこと。
    それがやっぱり自分の方法なのだ。
    メディアや数字で表されるものではなく、確かにこの身で感じれるもの。
    そんなコミュニケーションを忘れてしまった時が、自分がだめになる時だ。
    今回の個展は、まさに「 NEVER FORGET THE BEGINNER’S SPIRIT ! 」なのだ。

    ばななさんや鶴田真由ちゃんものぞきに来て、なんか華やかなかんじ。
    少年ナイフのなおこさんもやって来た。

    そして夜9時過ぎ。
    仮設壁の取り外し開始。

    すこしづつS部屋があらわれてくる。
    屋根がいい感じに三角になっている。
    ピースマークが取り付けられる予定の壁が向こうに見える。
    この数日間、人形を送ってくれた人たちのリスト作りをやってくれたタヨちゃん、愛ちゃん、そして友子さんとS.M.L.のアルファベットに人形を詰めていく。

    L部屋の外壁に人形を詰めたS.M.L.が取り付けられて、澤さんのテキストのその横壁に貼り終わる。
    友子さんがチェロを演奏する中、僕は最後の看板制作。
    犬と猫を2匹ずつ古色を付けたブリキのパネルに描いていく。
    これは1時間もかからず、あっという間に完成。
    これで全ての展示が終了したことになる・・・

    で、待ってましたとばかりにビールで乾杯!
    いつの間にか朝が迫ってきている・・・・