• 9月11日

    朝、日本語世界の面々で近くのデリで朝食。
    そしてRock’n Roll Blvdを歩いてロックンロール・ミュージアムへ向かう。

    まず!入り口のところにジェリー・ガルシアの使ったギターが4、5本飾ってある!
    ロジャー・マッギンのギターもあるし、すごい予感がするがイアン・ハンターのカクカクのツインギターには笑った。

    中に入ればいろんなロックのルーツがわかるような仕組みになっていて、とにかく資料がすごい、すごすぎる!
    ブルースからカントリー、ロカビリーにリバプール、40年代から最近まで、年代やジャンル別にミュージシャンの使ったギターや衣装、楽譜、メモ書きにいたるまで豪華に展示されている。
    各展示ウインドウにあるモニターからは当時の映像が流れているし、とにかく楽しく見ごたえがある。
    検索していろんなミュージシャンのインタヴューなんかも聴けるのだけど、そこまで英語のヒアリング力がないのが悲しい・・・

    とにかく、ロックでこんなミュージアムができてしまうことに感動だ。

    一旦ホテルに戻って昼飯のため日本食屋のチェックをすれば、マリアン、リズ、そしてスティーブンもホテルに着いていて、みんなで日本食。
    その名もSushi Rockという店だが、なかなかあなどれなくてランチの刺身弁当Boxは15$で山盛り。
    全部食いきれず小山さんに食ってもらう・・・といういつものパターン。
    そしてマリアンがみんなの分も払ってくれる・・・のも、いつものパターン?

    日本人組は市立美術館へ向かい、僕は英米ギャラリストとMOCAへ向かう。
    そして、会場に足を踏み入れれば、美術館のみんなが「ハァ~イ!」と挨拶してくれる。
    この数日でここのみんなともかなり仲良くなったのだな・・・明後日帰るかと思うとちょこっと寂しい・・・

    そして展示をみてまわる・・・自分としては満足いく作品のチョイスが出来なかったのだけど、ギャラリスト軍団はワンダフルと言ってくれる・・・しかし!信用できん!
    が、展示構成自体は良い出来であることは確かなのだ!
    みんなで作品について語ってたら、ロスからティムも参上!
    NYからカメラマンのデビットまでやって来て、なんか感謝。
    そして小山さんら日本語軍団も到着して、関係者だけのオープニングが始まるのであった・・・

    偉い人たちがやってきては、お祝いの言葉を言っていく。しかしまだまだ信用できん。
    明日の一般公開のリアクションこそが、本当なのだよ。

    そして関係者オープニングは無事終了し、みんな車に分散して偉い人の自宅で行われるというディナーに向かうのであった・・・
    僕はやっぱり米英ギャラリスト軍団に拉致され、クリスティンの車でぶっ飛ばす。
    が!この偉い人の家、とにかく遠い!行けども行けども辿りつかず道に迷ったのではないかと思った時、山の中に忽然と現れた高級住宅地。
    そしてコックを呼んで作らせた豪華な料理・・・には眼もくれずビールを飲むのだ!そして庭に出てタバコを吸うのだ!

    しかしこの家、飾られてる絵とかがダサい!ダサすぎる!
    が、許す・・・
    食うだけ食い、飲むだけ飲み、地元じゃない組はホテルのバーで落ち合うことにして帰る・・・
    帰り道は高速使って、わりとすぐにダウンタウンに到着し、ホテルのバーでクリーブランドビール。

    そして日本人の女の子2人組に声をかけられる!と、2人はこの展覧会のためにわざわざ来たそうな・・・ありがたい!

    しかし、バーの盛り上がりをよそに部屋に帰って寝る・・・・