今日はアンが赤いレンタカーで迎えに来てくれてICAへ。
昨日展示した額入りドローイングの位置を若干修正。
そして、97枚のドローイングを貼り始める。
昼は町の真ん中にあるといマーケットに連れて行ってもらう。
なんかすごく大きなマーケットで、築地の市場みたいだ。
アメリカンなものはもちろん、中華や寿司(明らかに中国人経営)まである。
中国人経営の魚屋で魚のミックス.フライなどを注文し、お茶だけエセ寿司屋で入手。
僕らはそれをトレイに乗せて、マーケット中央のテーブルがたくさんあるところに移動して昼食。
けっこう魚定食の美味さに驚きつつ、食後にお菓子屋さんを回ってクリントたちへの差し入れにとクッキーなどを購入してICAへ戻る。
ICAに戻って、97枚のドローイング貼りの続き・・・
でも、あっという間に貼り終えて、展示は全て終了だ!
そして!実は、今日はクリントの誕生日で、ICAに戻ると、おっきなケーキが用意されていた。
ケーキにロウソクを灯して、みんなで♪ハッピーバースデイ♪を合唱・・・照れくさいけど、なんかこの一体感、いいなぁ!
そんな幸せな今日の夕方、ペンシルヴァニア大学で日本大衆文化の講義をしているというルイス先生が来て挨拶される。
そういえば明日の夕方、彼の授業をとってる学生相手に講義しなきゃいけなかったんだ。
もちろんルイスは日本語がかなり出来て、通訳もしてくれるんだけど、なんかとてもフォーマルな日本語で、クリントのようなストリート日本語会話じゃないのがイマイチ。
そして今日の夕方は彼の生徒たちとの晩餐会とやらがあったのだ・・・
けっこう憂鬱な気分で夕食会に行くと、学生たちは、さすがにアイヴィーリーグといったかんじでエリートっぽい連中がほとんど。
でも、ちゃ~んと、3、4人ナイスな奴らがいて救われる。
しか~し、ルイスが用意した学生との晩餐を早めに切り上げて、クリントの誕生会会場のバーへ向かうために席を立つ僕であった。
なんたってマイ.フレンドのサプライズ.パーティに遅れちゃいけないぜ!
会場のバーはロンドンのウエストエンドにでもありそうなバーで、中に入れば人で一杯。
背伸びして見渡せば、向こうでクリントが嬉しそうに手を振った。
12時過ぎ、バーを後にしてロバート、クリント、シャノン、そして日本人で時々ICAで展示のバイトをしてるというトモと一緒にクリント邸へ行く。
クリントの家も、ジョンのとこと一緒でフィギアのコレクションがすごい!
古いレコードとか聴きつつ、まったり状態で語り合うのがいと楽し。
犬が一匹と猫が2匹いて、久々の動物との戯れもまた楽し。
結局、クリントとシャノンの日本への新婚旅行写真やら、クリントの作品やら見れるものは全て観て、家路につくのであった・・・
そしてクリントの作品は、マイク.ケリーにとてもよく似ていて、それはいい意味で似ているということで、音楽と美術の融合が見られて興味深かったのであった。