苦心して描いては消しを繰り返した絵が、やっと完成。
絵の具がのり過ぎてて、キャンバスの表面がツルツルになってる。
11月25日からロスのための絵を描き始めたから、今日で20日か・・・やっと4枚目の完成だ。
それでも、苦しみながらもだんだんと描く感じは戻ってきているのを感じるし、
何よりも、描かれるべき形が見えるまで、筆を動かすことの楽しさを思い出した。
自分は、ほんとに共同作業がダメなんだな・・・
地位や名誉や家庭にも興味を持たず、描くことを最優先させている。
「自由に生きている」と肯定的に凡子が言ってくれるのが救いだ。
で、なんとなく思ったんだけど、加藤マスエも自由に生きてる気がしてきた。
お互いに利用してるふうは嫌だな・・・そうだなぁ『give and take』なんて言い訳っぽい言い方もあるけど、
みんなで仲良くメディアに登場!なんてまっぴらだ!
俺は無名の時のまんまがいいんだ。
雑誌にカッコつけて載りたくもないし、そのために知り合いを利用したくもない。
自分の宣伝なんてのもしたくないし、情報出すのだって嫌な気がするんだ。
人のためとか地域のためとかカッコつけてるけど、みんな自分の名前を出していこうとする。
そういう意味じゃ、俺は捨て石になりたい。
なぜなら、ほんとにやりたいことは人の眼の届かないとこにちゃ~んとあるのだから。