• 12月4日

    ここんとこずっと感情が高ぶってくると、スマ・ロ子ばっかりだ。
    つうか、スマ・ロ子を聴いてるから気持ちがアップしてるのか?!

    単純で明快で、それが心の奥にグッと迫ってくるのだ。

    そして、ストーリー。
    一人上京したケンヂは、ヒットを連発して名声を手に入れる。
    KENZI & THE TRIPSを結成して、破竹の勢いだ。

    あれから何年経ったんだろうか。
    北海道に戻ったケンヂは、自身の最初のバンドをオリジナルメンバーで再結成した。
    あの頃、高校生だったみんなは、あの時のままに演奏している。

    もちろん、あの頃の彼らの演奏なんて知らない。
    でも、きっとそうなんだと思ってる。

    『昨日の如く』という歌で、曲間の語りにやられたんだ。
    時が流れれば流れるほどに、バカみたいに純粋だった頃の友の顔が浮かぶんだ。

    「ずいぶんと離れていたな。
    あれから30年だよ。
    でも聞いてくれ。
    忘れたことなんて一度も無かったよ!」

    よし!キャンバスに向かうぜ!