130号、やっと構図が決まりそうな雰囲気だ。
久しぶりに全身像にしようとしてうまくいかず、
それもそのはず、全身像に何の必然性も感じていなかった。
なんとなくMIAのようなものを描いてみたかっただけで、
そこに描きたくて表れてくるものは何もなかった。
それで、確かに全身像はカッコいいふうになりそうだったけれど、
やっぱり塗り潰してポートレイトに変更したのだった。
前に進んでいるのかいないのか、何の進歩もなく同じような構図になっていく。
そんな絵が沢山あってもいいじゃないか。
その中の1枚が、ずっと残るような絵になればいいんだ。
それは最初の1枚かもしれないし、最後の1枚かもしれない。
でも、今描いてる1枚がそれだと思わなきゃいけない!