• 6月14日

    まったく関係のないことを考えるようになり、その忙しさに自由な心を忘れている。
    まわりを気にするようになって、挑戦していく事を忘れている。

    ここ2、3日は自己嫌悪の嵐で、自分自身が嫌になる。
    良いことばっかりあるわけないよな!当たり前じゃんかよ。
    目の前真っ暗になって、頭を壁にぶちつける。

    何かを待ってるような、餌を求めて歩きまわるような、そんな犬にはなりたくない。
    鎖をひきちぎって旅にでる、首輪のついた犬がいい。
    所詮、狼なんかには生まれてないが、首輪をつけてでも冒険する犬がいい。
    本能は、眠ってることはあっても死んじゃいない。

    惑わされることを他人のせいにするな。自分の弱さだ。
    俺は、眠ってることはあっても死んじゃいない。

    狼ホセ・メンドーサにくらべれば、ジョーは野良犬だ。
    捨てられた犬は、拾われない限り野生化する。
    飼われた経験のある捨て犬ほどつらいものはない。
    たとえ野良犬になって本能を取り戻しても、つらさを抱えるだろう。

    俺は、たとえば経済大国日本の日常に飼われてきたに違いない。
    自分の抱える辛さはそこにあり、弱さもそこからきている。
    しかし飼われていることを、強さにしたくもない。だから闘う。
    自分と闘い、鎖をひきちぎる。首輪は残るが、それは烙印だ。

    首輪、鎖、犬小屋、飼い主。

    犬は群れをつくる。自分は、狼にはなれないが、群れない一匹の痩せた野良犬でいたい。

    満腹芸術に染まるなかれ!ハラペコファイター万歳!

    and Hello again to myself !