• 2月1日

    今日のパリ市内はストかなんかわからないがメトロは不定期運転。

    夕方5時、ウドンコと待ち合わせ場所のルーブルのカフェに向かう。
    ロミを抱いたウドンコは回廊の柱のとこに立っていた。
    23年ぶりに会う西美さんもやってきて、ちょっとお茶してから西美号(WV!)でウドンコの家に行く。
    家にはでっかいパップキングのぬいぐるみがあって、それはロミだけのものでいつも一緒に寝てるんだそうだ。
    西美さんはあんまし変わってなくて、いつまでもたのもしい先輩のままだ。
    ウドンコがロミにご飯を食べさせてる姿がなんか不思議でたまらない。

    ロミの食事が終わって、ウドンコの旦那さんであるパスカルの事務所にロミを預けに行く。
    初めて会ったパスカルは、やっぱしとても良い感じの人でフィルム関係の事務所をやっている。

    さて西美邸はパリ市内のはじっこ、昔税関所があったNationにあって、そのシンボルである2本の大きな門柱が立つところのすぐそばだ。
    階段で5階まであがって扉を開けるとガールフレンドのかおるさんが迎えてくれた。
    そしてシックな内装に・・・暖炉!
    なんか高級ホテルにやってきたみたいで、ウドンコもここは初めてらしく2人で感激しまくり!

    暖炉では薪が赤々と燃えていて、僕らはビールで乾杯。
    壁に掛かった西美さんの絵がさりげにかっこいい。
    ほんとうに内装がきれいで、西美さんのディスプレイセンスを感じる。
    僕がムサビに入って同じクラスだった西美さんだけど、その時話した記憶はお互いほとんどない。
    けれども大学2年で中退してパリに渡った西美さんはヒーローだったし、僕はよく覚えている。
    米軍ハウスのジャパマハイツに住んでいて、どこかお兄さんみたいだった西美さんと23年ぶりにこうして会えるなんて!
    これもウドンコのおがげだなぁなんて思うけど、ウドンコだっていつの間にか広尾にビルを持つ社長なんだよなぁ・・・未だに信じがたし・・・

    西美さんは今朝早く魚市場で仕入れてきたという魚を調理してくれて、手巻き寿司!
    しめ鯖がむちゃくちゃ美味くて、しばらくしめ鯖だけ食い続けてしまう・・・
    そして料理が苦手なウドンコは恥ずかしがりつつ・・・でも食う。
    ビールから白ワイン、日本酒(なんかナポレオンみたいな瓶に入ったよさげな代物)を飲みまくり・・・
    といっても食いまくりが今回は勝ってるな・・・マグロも美味くて涙ちょちょぎれ~。

    みんなで福生話やムサビの話で盛り上がり、気が付けば午前4時!
    西美さんが車で送ってくれて、ボザールの前でお別れ・・・
    今まで何度も来たパリだけど、今度来る時はきっともっともっと楽しくなるだろう。
    生徒たちや西美さんやウドンコがいる・・・

    なんか寝付けなくてエレナ・ポーターの「少女パレアナ」を読んで寝る・・・
    つうか読み終わって朝になった・・・