• 1月23日

    なんだかしんどくて、ふぅふぅ息しながら制作している。

    決定力が鈍っていて、そのおかげで進みもしないが失敗もしないでいる。

    かつては、40度近い熱で試合に出たこともあるし、制作だってスピーディにできていた。

    ・・・といっても、昨日のように思うその『かつて』は、20代までのことだけど。

    過去の時間を把握する感覚が、普通とちょっと違ってると最近気がついたのだけれど、
    そのおかげで、作品をたくさん生み出すことが出来ていたことも、わかってしまった。

    そして、体の衰えはその感覚を普通にしてしまいそうで、すこし怖い。

    あいかわらず、ふぅふぅ言ってる。
    それでも、思い切って大胆に色をのせていけば・・・ほら、見えてくるだろ?

    それでいいんだ。俺は弱ってなんかいない!

    くだらない、狭い世界で大物気どりのあいつは、きっと偉そうに言うんだぜ。
    傍にいる連中は、ただだまって頷くさ。

    キャリアは、忘れてしまえばいいものだ。
    体が知ってることだけで、いいんだ。
    展覧会をしてもしなくても、媚びることなく描き続けてきたのであれば、
    誇りを持って、湧き上がるものを増幅させて、形にしてやるんだ。

    バックでは、最近のヘビロテコンピCDがエンドレス!