夜、ライヴペインティング終了。
特別すげぇ絵にはならなかったけど、今の自分のリアルなアベレージだ。グッド・アベレージ。
この絵がアベレージなら、それだけで充分だ。
題は「 Last Warrior / The Unknown Soldier 」
ここを去るにあたって、自分自身への決意表明。
最後の戦士、知られざる兵士!だって、最後の敵は自分自身!
しっかし、かわいげのねぇ子どもだな・・・
足やホホにもうすこし色をつけようかと思った、がやめた。
描かれてるイメージが大切なんだ。絵作りではない。
抱くイメージは専門家も素人も変わらない。
そのイメージが現れてたら、それ以上は飾りになっちゃう。
上手いうどんは、素でも美味い。米も同じ。味付けはいらない。
ホンマさんも言ってたな「どう撮るか、じゃなくて何を撮るかだ」
どう撮るかは、上手い人がたくさんいる。どう描くかも同じだ。
作り方ではなくて、スピリットなんだ。
戦略ではなくて、それ以前のモチベーションなんだ。
時々素人や子どもの作品に感動するのは、それがわかるからだ。
家族写真には愛があふれてるし、子どもの絵は描きたいものしか描かれていない。
日本を離れて12年。何も新しく発見するものはなかった気がする。
でも、ひとつだけわかったことがあった。
それは結局、すべては自分の中に既にあって、それを忘れちゃいけないってことだ。
幼い頃に学んだこと、学ぶ気持ち、好奇心、知識欲・・・そして純粋な感情の問題。
すべては発見ではなく、再発見だった。
自分自身の本当の意味での再発見、それは自身からの影響で、自分を自分でいさせてくれる。
ここを去るにあたって、もう寂しくも悲しくも、嬉しくすらもない。
自分が自分でいる限り、どこにいても同じでいたい。
ちやほやされても無視されても、自分は何も変わらない。今の自分が信じる「自分」である限り。
そうだ!「 WE ALTER US 」
そして、自分が変わらぬ自分である限り、変わることを恐れず時代と向き合おう!
自分を変えずに冒険し続けるってことだ。
I ALTER ME !
WE ALTER US !