でかいものを作ったりすることを、意識的に避けている。
余裕で少し大きなものを作ったりはするけれど、なんか大作とか・・・言われるのが嫌だ。
気張って展覧会に望むってのが、大、大、大っ嫌いなんだ。
展覧会に向けてがんばってま~す!とか、ゲッ!ってかんじだ。
みんな孤独に戦ってんだYO~!
普通に、でっかいもんも、ちっこいもんも平等に作っていたい。
あ~インタビューなんて、展覧会前に受けたくない!
それでも、自分は義務として、いいもんが9出来たら、1は取材に答える。
で、それは、1答えたら、9はやんなくっちゃってことになって・・・・しまうんだけど。
予定調和なこと言うよりも、わがままに正直なこと言ってるつもりだ。
美術手帖7月号のインタビューは、当たり前にわがままな物言いで、嘘がない。
ある種の人は、愚かな受け答えだと言うのかもしれんが・・・そういう人は、きっと素晴らしく賢いのだろう。
そう言う人は、言ってるだけじゃなくて、美術や日本を、ぐぅ~~~っと世界に押し上げてください。
世界を平和にしてあげてください。お願いしま~す!
言うからには、やんなきゃねぇ~。作家は、やることはやってんだから。
決して、決して、誰が誰を紹介しても、美術の女神ってやつは、そこへはやってこないだろう。
あ、そこってのは、僕が今筆を持って立ってるここじゃなくて・・・誰かがぐ~すか寝てる、あっこらへんのそこさ!
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昨日のセラミック・ワークス本の打ち合わせは、うまくいったと思う。
なんてったって、2001年から付き合ってきた森本美絵の写真は、俺より俺を知ってるふうに作品を捉えてた。
いろんな人が微妙にブレていく中で、彼女のブレのなさ、良い意味での変わらなさは僕のミューズの連絡係のようだ。
森本に会うといつも、自分は2001年の、あの未熟さ全開のハリボテみたいに突っ張ってた自分になっちゃう。
偉そうなこと言ってみたり、言われたり、お互い全く無名で、暇で、思慮深くて、馬鹿だった頃にもどっちゃう。
ドイツから日本に戻っての10年間、頭や計画が先行するようなことはないように心がけてたけど。
やっぱ、いつの間にか、先生ぶったり、のほほん、飄々と発言してみたり、俺は未熟な・・・いや、半熟なゆで卵だったよ。
森本の写真は、ほんとうに、馬鹿みたいに真面目で誠実な写真で、何も変わっちゃいない。
何も変わらないこと、その素晴らしさに俺は感動しているのだよ~感謝!
今度、フグでも何とか牛でも、何でも食いたいものをご馳走しよう!森本よ!
願わくば・・・・森本がこのブログを見ていないことを・・・・・・・・・いや、嘘々、なんか食うべ~♪
PS:当たり前だが・・・山本誠のデザインは良い・・・彼が大学1年の時から、もう26年の付き合いだ。ひぇ~!