• Interview for Wallpaper

    Q-1. 去年、澎湖に現地調査に行かれましたね。澎湖には、奈良さんを引き付ける特別な要素はありますでしょうか。

    A. 蘭嶼に行った時も感じたのですが、バイクに乗って走り回ると隅々まで知ることが出来る大きさが好きみたいです。そして開放的でありながらそこに住む人達の一体感が感じられます。

    Q-2. 奈良さんの去年の高雄での講演は大変好評でした。今年は澎湖でも公演する予定ですが、今年の講演と去年のを比べますと、何か違う内容を聴講者の皆さんと共有したいと思いますか?

    A. 今回は北海道の北に位置するサハリン島を訪れた時のことや、北海道の小さな町の小さなコミュニティで行ったワークショップのことなどを話すつもりです。

    Q-3. 今回の展示では、《Hazy Humid Day》の他にも、奈良さんの作品を展示される予定となっています。これらの作品を選んだ理由や、伝えたい思いや考えがあるのでしょうか?また、これらの作品にはどんなエピソードがあるのでしょうか?よろしければ教えていただけますか。

    A. 以前、コロナ禍に来台した時に描くりで2週間滞在した台南のホテルで描いたドローイングも20点以上展示します。また陶器作品やサハリン旅行のスライドショウも展示します。